はてさて今年も大詰めですねぇ。

なんと言っても今年は、元号が変わったという、数年後には歴史のテストに出題されようかという一大事が起きました。しかも、昨年のうちから決定していたことで、そのイベントに向けて国民全員がそこに注目していたために、さらにお祭り感が倍増。当然テレビも色んな企画でこの祭りを盛り上げよう（あるいは便乗しよう）としていましたねぇ。

崩御による改元ではないので、完全にお祝いモードになるのは無理からぬ事と理解できても、各局の改元関連の特別番組のゲストの人選には、何故にこの人を？と思うケースもあったりなかったり。（笑）

目を見張るほどに多かった芸能人の結婚ブームも「令和婚」と呼ばれ、この改元にちなんだものとしてまとめられた感もありますね。

そしてもう一つ、目を見張るほどのブームとなったのがラグビー。ワールドカップの直前に放送されたドラマ「ノーサイド・ゲーム」が事前に盛り上げたという功績もあると思います。

スポーツの世界大会などによるブームでは、いわゆるにわかファンが急増するのがお約束ですが、オールドファンがそれらを受け入れてくれたことも、全体の好印象にもつながり、ラグビー競技そのものはもちろん、各選手や今大会で使われた言葉に至るまで、多くの日本国民に浸透し、定着したことは、これも歴史的な出来事のような気がします。

喜ばしいことだけではなく、自然災害による痛ましい光景も、テレビは多く伝えてくれました。できればそれらで得た多くの教訓を今後に活かしていける視聴者でありたいと思います。

来たる２０２０年が良い年になりますように。そしてまた楽しいテレビライフが送れますように。できれば楽しいことばかりがテレビからもらえる年にしたいですね。

それでは、みなさまよいお年を。

※元記事：コラム「さっちゃんはね、テレビが大好きホントだよ♪」（テレビる毎日公式メルマガ［週刊・テレビる毎日］第９７８号）

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