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テレまめ

夏ドラマが、正直言ってちょいと期待値に足らないという感じで、どれも失速気味なのですが、それでも毎週欠かさず見ているドラマがあります。夏ドラマってわけじゃないんですが、大河ドラマの「真田丸」。

http://www.nhk.or.jp/sanadamaru/

以前に「テレまめ」でもご紹介したとおり、日曜日の放送は、午後6時からのBS放送(通称:早丸)と、午後8時からの総合テレビ(通称:本丸)の2回を見るほど入り込んでいます。

もともと日本史のファンの中でも、真田信繁(俗に幸村)は人気の高い人物ではあるのですが、信繁の個性はもとより、群雄割拠の戦国時代の中で様々な武将たちと関わりを持ちながら生きてきたという環境も実にドラマチックな存在なのです。これに色をつけてゆくのが脚本家・三谷幸喜とくれば、食指が動くのは無理からぬこと。

大河ドラマは登場人物も自ずと多くなりますが、その端々に至るまで実に個性的で魅力的なキャラクター作りがされています。一見Toomuchに映るかもしれませんが、古典文学の現代語訳のように、これはこれで面白い。

そして、豊臣秀次は現代で言うところの「うつ病」であった、豊臣秀吉は現代での「認知症」であったという解釈のもとに展開するくだりには、歴史の教科書で見ただけの人物ではなく、より近しい人柄として哀れを誘う思いでした。

そんな現代風解釈に準じてなのか、第30話の中で、真田信幸の子供(後の真田信吉)が祖父母に抱きかかえられる場面で、赤ちゃんが紙おむつを着けているところが割とはっきりと映ってしまっていました。

放送を見ながらツイッターで実況視聴していたファンがすかさず突っ込めるほどの映り込みで、ファンも「三谷さんならではの敢えての演出か?」と深読みしてしまうほどでしたが、土曜日の再放送(通称:再丸)ではきっちりカットされていたために、やはり間違いであったとの答えは出たのですが、それにしてもスタッフが誰ひとり気付かなかったとは、珍プレーですね。

更に特筆したいのは、ほぼ毎回「迷言」とも呼べる名台詞が飛び出すところです。個人的に現時点での最高ポイント獲得作品は、真田昌幸の、

貰えるもんは、病気以外は貰っとけ

ですねぇ(笑)。

また、第31話の家康暗殺に絡む場面で、信幸が「火遁の術」のことを思い出す件があるのですが、この伏線は、実は何ヶ月も前に引かれていました。

このように、何気なく過ぎた場面にも後々に絡む仕掛けが隠れているかもしれませんので、残り4ヶ月も気が抜けない展開が待っていますよ、きっと。

※元記事:コラム「さっちゃんはね、テレビが大好きホントだよ♪」(テレビる毎日公式メルマガ[週刊・テレビる毎日]第805号)

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