10Jan
テレビのバラエティー番組「欽ちゃんのどこまでやるの!」のお母さん役などで知られる、女優の真屋順子さんが昨年末に死去したことが分かった。75歳だった。舞台やテレビドラマで活躍し、1976年スタートの「欽どこ」に出演。萩本欽一さんの妻役を務め、2人の温かみのあるやりとりが人気を呼んだ。(Yahoo!ニュース<1月5日付>より)
年末から年始にかけて、深水三章さんや星野仙一さんなどの訃報が相次ぎましたが、中でも真屋さんの報には、長い間お疲れ様でしたと申し上げたい気持ちになりました。ご自身が病に倒れてからも演じることに対しての情熱を絶やさず、ですが、それをサポートしていたご主人が病気で先立たれ、その後も相次ぐ発病で苦難を耐えておられたと聞き及んでいました。
「欽どこ」での真屋さんの印象的な場面がありまして。
欽ちゃんがご飯を食べているとご飯粒が一粒ほっぺについたのを順子さんが見つけて「あ、お父さん、ご飯」と指でつまんでそのまま自分の口に入れちゃったんです。
もちろんアドリブなんですが、それが欽ちゃんも真屋さん自身も全く意識していない全くの自然な行動だったことが見ていて分かりました。そしてそれに気がついた直後、お二人とも赤面してしまってお芝居が進行しなくなってしまったのがあまりにも微笑ましかったのが今でも忘れられません。
そんな、親しみ深い昭和のお母さんと言える方でした。謹んでご冥福をお祈りいたします。
関連記事
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。