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テレまめ

好評だよ、おっかさん〜ドラマの中のお母さん

あらあら、もう年末が近いのですねぇ。今年の個人的ニュースとしては、姪っ子が結婚出産したことがあるんですが、赤ちゃんの頃から知っている子が、今やママになっている姿は感慨深いものがあります。

さて、ドラマの中に様々なお母さんが存在するのも、ドラマ史と同じだけの歴史がありますね。今期のドラマの中で何人かのお母さんを見てみましょう。

TBSの「コウノドリ」は産婦人科が舞台のドラマだけに、沢山の妊婦=お母さんが登場します。中でも11月10日放送の第5話で、妊娠中の胎児がおなかの中で死んでしまうという辛いエピソードを演じたのが、篠原ゆき子さん。「メルカリ」のCMで小さい頃に好きだった絵本を捜して、実家の父に尋ねるというCMでもお母さん役でしたね。おっとりした中にも意思の強い目力を感じられる女優さんで、役柄の苦しさ、切なさ、辛さを見事に演じられていました。

同じくTBSの「陸王」では、役所広司さんの妻で、山崎賢人さん、上白石萌音さんの母役を演じているのが檀ふみさんです。穏やかな表情で夫や子供たちを見守りながら、時に機転を利かせた行動をする、良妻賢母の手本のようなお母さんです。

そして、檀さんといえば、その「相方」のような阿川佐和子さんも、足袋の縫製チームのリーダー役として出演中です。こちらは誰かの母というよりは宮沢社長(役所)や従業員たちを激励する肝っ玉母さん的存在。先行きの不安を明るく笑い飛ばしながら前進する力を与えてくれます。

フジ「明日の約束」は、「毒親」という歪んだ母親像がテーマになっているだけに、ここに登場する仲間由紀恵さんと手塚理美さんの怪演ぶりが、エグい!そりゃもうヤバいほどに。

NTV「奥様は、取り扱い注意」の主婦3人組の中で唯一の母親役なのが広末涼子さん。最近の広末さんを見ていると、いい意味で「広末オーラ」を消していて、バイプレイヤーとして作品に溶け込みながらも、いつの間にかしっかりと存在感を残しているという確かな実力を感じます。

ほかにも「民衆の敵」の篠原涼子さん、「わろてんか」のW鈴木ことヒロインの母の鈴木保奈美さんと姑の鈴木京香さん、「トットちゃん!」の松下奈緒さん、「おんな城主直虎」の財前直見さんなどなど、いろんなタイプのお母さんがいます。

あなたのお母さんに似た人はいたでしょうか。

※元記事:コラム「さっちゃんはね、テレビが大好きホントだよ♪」(テレビる毎日公式メルマガ[週刊・テレビる毎日]第870号)

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