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【湊かなえ】「望郷」ドラマ化

湊かなえ原作のドラマ『望郷』が年内にテレビ東京系で放送される。
同番組は、瀬戸内海に浮かぶ島で生まれ育った人々の人間模様を描いた湊の連作ミステリー短編集『望郷』から、『みかんの花』『海の星』『雲の糸』の3編を映像化するオムニバスドラマ。

『みかんの花』は、対岸の市に吸収合併されることになった白綱島を舞台に、20年前に自分と母を島に残して東京に行った姉を恨み続ける主婦・富田美里を主人公に据えた作品。市の閉幕式に登壇した姉からある真実を聞かされる美里役を広末涼子が演じる。


『海の星』は、主人公・浜崎洋平が幼い頃に失踪した父と、かつて父を探す中で親しくなった漁師・幸作にまつわる事実を知るというあらすじ。20年前に母と共に毎晩父を探し歩いた洋平役を伊藤淳史が演じる。


『雲の糸』は、出身地を伏せて活動する白綱島出身の人気歌手・黒崎ヒロタカが、7年ぶりに帰ってきた故郷で海に落ち、意識不明に陥るというストーリー。幼い頃に母が起こした事件のために辛い少年時代を送ったヒロタカ役に濱田岳がキャスティングされている。(Yahoo!ニュース<7月26日付>より

ミステリーと共に人間ドラマの評価も高い湊作品。20年に渡る家族の確執という下地が、「イヤミス」(嫌な気分になるミステリー)の濃度が高くなりそうな予感をさせますねぇ。主人公を演じるお三方も、複雑な心の機微を表現できる演技派ですから、さらに期待が高まります。

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