13Jan
1月10日に放送されたNHK大河ドラマ「真田丸」(脚本・三谷幸喜)の、第1回の平均視聴率が、関東で19.9%、関西で20.1%だったことが明らかになった。(ビデオリサーチ社調べ)
武田信玄の死から9年後、織田に攻められ滅亡の危機にひんした武田家を舞台に描かれた初回。主人公・真田信繁(堺雅人)の父・昌幸(草刈正雄)は、主君・勝頼(平岳大)と共に反撃の機会を伺うが、勝頼は家臣に押し切られる形で真田家と決別。信繁や兄・信幸(大泉洋)は家族と共に、父の居城に向けて危険な逃避行に出る、というストーリーだった。
放送後のネット上では、青年期の信繁をはつらつと演じた堺はもちろん、共演者への賞賛も多く見受けられた。(Yahoo!ニュース<1月12日付>より)
サブタイトルの「船出」の通り、大きく時代が動き始めていることが感じられて、面白い初回でした。全編シリアスではありながらも、母・薫(高畑淳子)とのやり取りや、昌幸が「浅間の山が火でも噴かぬ限り武田のお家は安泰」と言った直後に浅間山が噴火して、昌幸が茫然としているところなど、エッセンス的にコミカルなテイストが効いていたのも、三谷作品らしくて楽しかったです。
第1回の設定では信幸・信繁兄弟は16~15歳くらいのはずですが、敢えて子役を使わないアンチエイジング現象でしたね。ですが、堺さんの溌剌とした少年っぽさはよく表現されていたと思います。2回目以降は長澤まさみさんや黒木華さんなどの新たな主要キャストも登場します。1年間の「船旅」が楽しみになりますね。
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