9Oct
秋ドラマが始まる週となりました。とはいえ、スタート時期には色々とバラつきがあるようで、既に初回が放送されたものもあれば、10月末になるものもあるようです。新しい月9「民衆の敵」は、題材が政治と選挙を扱ったものであるため、実際の総選挙が終わったあとの23日に放送開始が持ち越された事情があるようですよ。
10月期のドラマのトップバッターということであれば、やはりNHKの朝ドラが先陣を切るのが恒例となっていますね。
前作「ひよっこ」の終了後の感想を少しいいますと、この作品は大変人気も高く、毎日見ていてとても気持ちのいいドラマでした。
半年の放送期間で「女の一生」を駆け抜ける内容になることが多い朝ドラの中で、全編の時間経過が4年間というのも心地よさの要因だったのかもしれませんが、あえて、言いたい!4年経っても乙女たちの訛りが抜けなさすぎ!4年経っても弟・進が成長しなさすぎ!育ち盛りの4年間を一人の子役で乗り切るのは、申し訳ないが無理がある!それだけです(笑)
さて、10月からは新朝ドラ「わろてんか」がスタート。「ひよっこ」から一転、朝ドラ定番の女の一生もの、実在の人物伝ではありますが、そのモデルが現代でも馴染みの深い「吉本興業」の創設者ともなれば、興味深く食いついてみたいと思えます。
とはいえ、設定その他に関しては、かなり創作・脚色が多くなっているようですので、面白み優先のフィクションとしてお楽しみください。
キャスティングに注目してみますと、主演は葵わかなさん。「ひよっこ」で三男役を演じていた泉澤祐希さんと映画で兄妹役だった印象があるので、兄妹リレー?という気になったりして。
ヒロインの両親は遠藤憲一さんと鈴木保奈美さん。遠藤さんは以前の朝ドラ出演は「てっぱん」で、その時の奥さん役が安田成美さんでしたので、とんねるずのヨメ制覇になりますよね(笑)。
また、ヒロインの実家の薬問屋の丁稚役が鈴木福くんなのですが、彼が成長した姿が濱田岳さんだというのがなんとも納得で、ぐぅの音も出ない感の配役です。
そして、2週目以降に登場してくるのが、青年実業家の伊能を演じる高橋一生さん。大河ドラマで壮絶な最期を演じ、視聴者をロスに追い込んだ高橋さんをすかさず朝ドラに起用したキャスティングも技アリですが、明治期の実業家…、ん?これって「あさが来た」の五代様ことディーン・フジオカの再来?ベタすぎる感もなくはないですが、こりゃまた「おディーン様」同様のブーム再びは必至ですね。
そしてヒロインの運命のひととなる芸人が松坂桃李さん。ヒロインの頭をポンポンするシーンは、キュン死確実の微笑みでした。
笑顔で一日が過ごせるよう、朝から笑顔になれるドラマに期待しています。
※元記事:コラム「さっちゃんはね、テレビが大好きホントだよ♪」(テレビる毎日公式メルマガ[週刊・テレビる毎日]第864号)
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