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テレまめ

妄想ドラマ企画書2

良しにつけ悪しきにつけ、芸能界で二世タレントというものは注目されがちですね。まあ、梨園(歌舞伎界)など、伝統芸能の世界では世襲が当たり前なので、目新しいことではないのかもしれませんが、それ以外でも2代目、3代目と繋がる系統を見ることは、親戚の子の成長を喜ぶような感覚に近いものがあります。

今期のドラマでも、THE BOOMの宮沢和史さんの長男・宮沢氷魚さんが「コウノドリ」に、そして緒形拳さんの孫であり、緒形直人さんの長男の緒形敦さんが「陸王」に出演中です。ともにデビュー作であり、今後の成長が楽しみなところでもありますが、同時に思い出したのは、緒形さんの母である仙道敦子さんのこと。とても演技力が高くて好きな女優さんなので、結婚以来は活動休止状態なのが残念なところではあります。

仙道さんが出演していたドラマに「ホットドッグ」(連ドラ版)「テキ屋の信ちゃん」(SP版)がありますよね。そう思ったときにふと考えついてしまったのですが、最後のSP放送から22年後の現在の「テキ屋の信ちゃんSP」を制作したら面白いのではないかと。

相京信(柳葉敏郎)は「高松組」を継いでいるでしょう。仙道さんの出演が叶わないならば、友子(仙道)は亡くなったという設定も、まぁアリということで。なんならその息子の役で緒形さんの出演なんてのもいいですね。

4人兄弟たち(高橋かおり、伊嵜充則、松本明日香、えなりかずき)は今や全員がアラフォーでそれぞれ子供もいるだろうし、その子たちに信さんが振り回されたり、反抗的な子供たちに対して信さんの胸熱な熱血指導があったり、なんていう相変わらずのドタバタ劇が楽しそうです。

あ、考えれば考えるほど実現して欲しくなってきた。日テレで「ぼくらの勇気未満都市」が20年ぶりに制作されたケースもありますし、TBSさんにどうにかしてこの妄想ドラマ企画書が届きますように。

※元記事:コラム「さっちゃんはね、テレビが大好きホントだよ♪」(テレビる毎日公式メルマガ[週刊・テレビる毎日]第869号)

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