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テレまめ

お待たせ!第3回ウスイサチコ選手権

前回から約1年半、帰ってまいりました「ウスイサチコ選手権」!

もう「まさかの」なんてカンムリはつけません。忘れた頃に現れる、新しいウスイサチコ。日本人はとことん薄幸が好きなんだと実感しています。

今回のひとり目は、女優の中村ゆりさん。現在、日本生命のCMで、持病の治療をしながらも、我が子には辛そうな表情を見せずに、どんな時でも笑顔を向けるシングルマザーの役を演じておられます。

ニッセイのCMといえば、春に放送されていた清原果耶さんのシリーズも泣かせるのですが、この夏の中村さんのシリーズは、主人公自身が病気の設定なので、本当はツラいのに無理に頑張って笑顔を作るというシチュエーションに涙腺をつつかれまくります。

中村さんの目元が、微笑んでいても哀愁を含んでいるようで、薄幸の雰囲気を醸しています。この表情でいて、かなりキツめのキャラクターを演じられることもあるのですが、そのギャップが効果的に作用しているように感じます。

ふたり目は、若手女優として最近注目の大友花恋さん。幼さの残る愛らしさが印象的なですが、なんでしょう、私は大友さんを見ると泣かせてみたくなる衝動に駆られます。個人的には健気に耐えるキャラを演じて欲しい女優さんです。

三人目は、番外編というかちょっと微妙なんですが、その名も薄幸さん。お笑いコンビ「納言」で活動中の女性芸人さんですが、お名前の読みは「すすき・みゆき」。ビートたけしさんに「幸が薄そう」という理由から命名されたそうなので、とりあえずそのエピソードはかなり幸運と言えそうですけどね。

さて、気づけばいつしか現れる薄幸女優ジャンル。求められているからこそ現れるのだと今は確信しています。またそう遠くないうちに第4回選手権でお会いしましょう。

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※元記事:コラム「さっちゃんはね、テレビが大好きホントだよ♪」(テレビる毎日公式メルマガ[週刊・テレビる毎日]第963号)

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