27Aug
ドラマの公式サイトでは、ドラマのオリジナルグッズが販売されるのが恒例というよりは常識化されていますが、さらには、ドラマ内でキャストが使用した洋服やアクセサリーなどのブランド情報なども公開されているようです。ドラマの世界観を身近に感じたい心理を巧みにくすぐられてしまいますね。
NTV「偽装不倫」の中では、主人公の鐘子が旅行好きという設定から、過去に行った日本各地でお土産として買ってきたと思しき「ご当地Tシャツ」を部屋着として着ています。
あるときは「北陸」、またあるときは「南部鉄瓶」そしてまたあるときは「長崎・眼鏡橋」と、ダサくも愛らしい、そのクールなデザインについつい心惹かれてしまい、思わず販売元を調べそうになったワタシです。(笑)
NHK朝ドラ「なつぞら」は、現在より50年も前を描いているとはいえ、現在でも人気の高いアニメーションの業界を描いているということで、アニメーションの歴史を彩ってきた記念碑的作品を思い起こさせる作品が次々と登場します。
それらの作品制作に主人公たちが携わってきたとことの描写として、各作品のポスターが、東洋動画の社内はもちろん、十勝の実家やおでん屋・風車の壁に貼られていたり、マコプロ制作の第1作「三代目カポネ」に関してはフィギュアも作られていたりしました。
そして、作品の制作の過程や完成品として、アニメーションやセル画が登場することもあり、これらをまとめて展示してもらえたら楽しいと思いませんか。
はたまた「なつぞら」の中では小畑家の雪之介、雪次郎の菓子職人親子が登場します。小畑家の菓子店「雪月」もまた実際にあるお菓子屋さんがモデルになっており、現在も販売されているお菓子を彷彿とさせるスイーツが登場した場面もありましたが、それより以前にも、戦後の物資が潤沢でなかった頃に雪之介がアイデアで作り出したお菓子や、修行をやめて役者を目指した雪次郎が「卒業制作」として作ったバタークリームのロールケーキなども、合わせて味わうことがでる「なつぞら展」があったらいいなぁと妄想している、今日この頃なのでした。
※元記事:コラム「さっちゃんはね、テレビが大好きホントだよ♪」(テレビる毎日公式メルマガ[週刊・テレビる毎日]第960号)
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