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テレまめ

知らない世界を見てみたい

ちょうど一年前に放送され、その後、今年の1月には再放送もされたHTB(北海道テレビ放送)制作の「チャンネルはそのまま!」は、2019年の日本民間放送連盟賞のテレビ部門グランプリを受賞しました。(ドラマとしては史上初)

キャラクターの面白さも群を抜いていましたが、舞台が地方の放送局で、主人公とそれを取り巻く人たちの多数がテレビ局の局員という構成で、日頃なかなか知ることのないテレビ局の内情や、テレビ制作と放送に関わるシステムが描かれていました。

しかもそれを撮影した場所が、新社屋建設の移転により引っ越しをしたHTB本社の旧社屋だということで、建物やニューススタジオ、報道局のスタッフルームも編集室も、すべて本物。実際問題としてカメラが据えられないような狭い空間でも、様々な工夫で撮影を敢行して、リアルな雰囲気が再現されていました。

記者とアナウンサーの連携、報道と営業の関係、編成部の苦悩。普段は知られることのない、水面下の戦いとばたつきはとても興味深いものでした。

日本テレビで2016年に放送された「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」は、出版社の校閲部に配属された女性が主人公。完成された書籍しか知らない一般人には、本を書いた作者は想像できても、その間で細かな調整をしている校閲者の存在を意識することはあまりありません。同時にファッション誌の編集内容なども、具体的に見るのは珍しいことでした。

「校閲ガール」で主演されていた石原さとみさんが、この春クールで挑むドラマは「アンサングシンデレラ」。主人公は薬剤師です。これまた、今まで取り上げられたことのない職業で、身近でありながらもあまり知られていない分野であると言えます。

世の中、誰にも役割分担があり、軽んじられる役などないはずですが、得てして華やかな日の当たるものに目は向けられがち。そんな時に、新しいジャンルを掘り起こしてくれるドラマには興味を惹かれますし、新しいことを教えてほしいと思いますよね。

新ドラマが、またひとつ知らない世界をのぞかせてくれそうです。

※元記事:コラム「さっちゃんはね、テレビが大好きホントだよ♪」(テレビる毎日公式メルマガ[週刊・テレビる毎日]第989号)

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