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テレまめ

今からキミらは!【3年A組】

「今ドキの若い子は!」って言葉を使うのは、暗に自分が老けた事を認めるようで、できれば避けたいとは思っているんですが、それを差し引いたとしても、高校生って今も昔も基本的には変わっていないと思いたい。情報社会になって、環境は色々と変化しているとは思いますが、あどけなさや素直さや、頼りなさや愚かささえも若さの特権であると、おばちゃんは思うわけです。

日テレの日曜深夜枠のドラマは、スマッシュヒットとなった秋クールの「今日から俺は!」に続いて、1月からは「3年A組─今から皆さんは、人質です─」。学校を舞台にした高校生モノとして同じジャンルに括るのは、余りにも違いすぎる学園ドラマです。

卒業を10日後に控えた魁皇高校の3年A組の教室で、担任の柊一颯(菅田将暉)はおもむろに「今からみなさんは人質です」と言い出す。そして自らが廊下に仕掛けた爆弾を爆破させ、クラスごとを学校に閉じ込めた。

一颯はクラスメイトだった景山澪奈(上白石萌歌)が自殺した理由を午後8時までに導き出せたら解放、できなければクラスの誰かを殺すと告げる。澪奈と仲が良かった茅野さくら(永野芽郁)は、澪奈との学校生活を回想する…。

1クールのドラマがだいたい10話完結なのから推察すると、卒業までの10日間が10話で描かれるということなのでしょう。死の真相を導き出すために一颯が出す「課題」と、生徒たちが出す「答え」に、タイムリミットの緊張が拍車をかけます。

一颯の威圧的な立ち振る舞いやアクションなどの疾走感と、生徒たちの不安感、一颯が凶行に及ぶ理由や事情など…緩急ある展開と、物語の裏側と進むその先が少しずつ明らかになっていくゾクゾク感があって、なんだかクセになります。また、情報社会の象徴として、SNSを巻き込んで事件が発信されて行く部分も、混乱を大きくする演出となりそうです。

一颯の多面性が垣間見える演技も見どころですが、生徒役にも若手実力派が居並ぶ顔ぶれで、密室劇となる教室の場面は見応えあるものになっています。

周囲は大騒ぎだけど、一颯だけは淡々とことを進めていくという2極性のこの事件。最終回に待っているであろう大どんでん返しは、どこまで想像を超えてくれるか、期待したいと思います。

※元記事:コラム「さっちゃんはね、テレビが大好きホントだよ♪」(テレビる毎日公式メルマガ[週刊・テレビる毎日]第929号)

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