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テレまめ

省みすればちょうど3年前。当コラムで、いい味出してる脇役の存在感が好きなんですというお話をしておりました。それはあくまでも私見ではありましたが、その後「バイプレイヤーズ」というドラマがヒットして、世の皆様も同じ意見の方が多いのだと知り、心強い思いになりました。

3年前の時にも言いましたが、ずっと様々な作品で味ある演技で脇を固めていた役者さんがにわかに注目を浴びるようになると、ブレイクのきっかけになった作品以降、めざましい活躍をしているように表現されがちなのを「それまでだっていい仕事しているのに、それに気付かなかったアンタの手抜きを誤魔化すんじゃないわよ」と、誰ともわからない「アンタ」を責めたい気持ちになるバイプレイヤー好きです(笑)。

そんな私が個人的にこれからブレイクして欲しいと思っているのは馬場徹さん。注目してます。

朝ドラは、贅沢なバイプレイヤーの使い方をしているなぁと感じられることがしばしばあります。

「とと姉ちゃん」で声優の平田広明さんが、闇市の売人の役でほんのちょっと出演したり、「まれ」で、能登の桶作家の息子夫婦がふたりの娘を連れて帰ってくるくだりがありますが、その次女が浜辺美波さんだったり。ことに今作「半分、青い。」では、鈴愛の片耳が失聴したことを診断する医師が眞島秀和さんで、秋風センセイが病気の再発を懸念して再診したときの医師が山寺宏一さん。このお二人に関しては、役名もなくてクレジットには「医師」としか出てないんですから、まさに贅沢使い。

80年代を表現する演出で、テレビで「ねるとん紅鯨団」を見ているシーンがありますが、その番組に出ている石橋貴明さん風のタレントが原口あきまささん。しかも後ろ姿のみ!(笑)。

イベントのMCを務めるフリーアナに加藤綾子さん。人気のディスコのDJがパパイヤ鈴木さんで、秋風センセイ行きつけの喫茶店「おもかげ」のマスターが東根作寿英さん。マスターの現在のところの存在意義は「さっさっせー」(いらっしゃいませ)という台詞?

オーケストラの中のベース音を探すかのように、バイプレイヤーたちの味わいを見つけると、ドラマの楽しさも倍増する倍プレイの趣きです。

※元記事:コラム「さっちゃんはね、テレビが大好きホントだよ♪」(テレビる毎日公式メルマガ[週刊・テレビる毎日]第898号)

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