14Apr
東日本大震災から5年を迎えた翌日、3月12日の夜にNHKで初放送された『花は咲く~アニメスター・バージョン~』。アニメ声優・歌手としても活躍する山寺宏一(宮城県塩竈市出身)&水樹奈々の歌に乗せて、日本の古今の人気アニメ38作品をつなげた5分番組だ。誰もが知るキャラクターたちが放送局の垣根を越え、ありえないと思っていた夢の共演が実現した。放送後、幅広い世代から大きな反響があったという。
もともと「花は咲く」は2012年、震災から1年のタイミングで制作されたチャリティーソング。宮城県仙台市出身の岩井俊二が作詞、同じく菅野よう子が作曲・編曲を担当した。当初、岩手県・宮城県・福島県の出身者とゆかりのある歌手・タレントなど34人が参加し、その後は、さまざまな形で展開されてきた。
アニメは原版の種類が多様で権利関係も複雑だが、復興支援につなげたいという思いに各方面が賛同し、一つひとつクリアして今回の「アニメスター・バージョン」の完成にこぎつけた。直近では、16日午後(5:00~5:05)に放送される。(Yahoo!ニュース<4月13日付>より)
『鉄腕アトム』から『妖怪ウォッチ』まで、単によく「名場面」として紹介される見慣れた場面をつなげたのではなく、歌詞の情景に合ったシーンをチョイスしているのが素晴らしいんです。膨大なシーン数の中から選定した編集作業は大変だったことでしょう。
それに、言われてみれば、放送された時代によってタテヨコの画面比率が違っていたりするのですが、小まめにカットが変わる割にはその違いが驚くほどに気にならず、それよりもキャラクターたちの愛に満ちた表情に見入ってしまうんですね。年代的に、自分が見た作品に感動するのかと思ったら、ポケモンや妖怪ウォッチにもうるうるしそうになっちゃいました。
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