15Jan
第88回アカデミー賞のノミネートが1月14日(現地時間)に発表され、長編アニメーション賞にスタジオジブリ作品「思い出のマーニー」(米林宏昌監督)がノミネートされた。
同作は、「借りぐらしのアリエッティ」で監督デビューした米林監督の長編第2作で、日本では2014年7月に公開。アメリカでは15年5月に劇場公開され、アニメ界のアカデミー賞と呼ばれるアニー賞でも監督賞、脚本賞などにノミネートされている。
近年のアカデミー賞では、第86回「風立ちぬ」、第87回「かぐや姫の物語」が長編アニメーション賞にノミネートされており、同部門への日本映画のノミネートは3年連続。受賞を果たせば、宮崎駿監督の「千と千尋の神隠し」が受賞した第75回以来、13年ぶり2作品目の日本映画の長編アニメーション賞受賞となる。
第88回アカデミー賞の受賞結果は、2月28日(現地時間)に行われる授賞式で発表される。(※Yahoo!ニュース<1月14日付>より)
「マーニー」は、個人的にはTEAM NACSが出演していることもあるので好きな作品なのですが、若者の葛藤というリアルな部分と、ファンタジーな部分との融合がみられる秀作で、なにより風景や光の表現がさすがジブリと思わせる美しさです。
本賞の受賞如何はともかく、ノミネートの評価を受けていることに、既に大きな価値があるように思います。しかも3年連続での評価に、アニメクオリティを誇る日本の面目躍如とも言えますね。
関連記事
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。