9Jul
「テレまめ」のネタを求めて、毎日チェックしているからですか、Yahoo!ニュースのエンタメジャンルの内容が気になるこの頃です。
先日来、ちょっと気になったのが、芸能人の無断写真撮影およびそれのWEB掲載というエチケット違反に関しての話題。些細なことのようでいて、実は大変乱暴な行為であることを、いちエンタメファンとして自覚したいと思わせる事例でした。昔から「有名税」などという言葉があったりはしますが、あくまでそれはファン側が振りかざしてはいけないものですね。
「有名人」とは、名前と共に顔も広く知られていますが、実は、有名だけど顔は知られていないパターンも少なくありません。
音楽グループの「GReeeeN」は、メンバー全員が歯科医師という本業と音楽活動を両立しており、本名及び素顔は完全非公開です。アニメ「魔法少女まどかマギカ」の主題歌などでブレイクした2人組の女性デュオ「Claris」も、ビジュアルとして登場するのはアニメの女の子で、こちらもその姿すら人前には出しません。
「SEKAI NO OWARI」のDJ LOVEはピエロのお面を、「MAN WITH A MISSION」はオオカミの被り物(いや、あれが素顔なのだとか?)を着けていますし、デーモン閣下や鉄拳のようにペインティング系で(いや、閣下はあれが素顔なのだとか??)あれば、素顔で(閣下の場合は「世を忍ぶ人間の姿」で)社会に出ても、完全に一般人に紛れることが可能でしょう。
他にも、顔出しNGのアーティストは増える傾向にあるようです。最近では、ネットで「歌ってみた」など、作品やパフォーマンスを発表する手段が増えたこともあって、顔を売らずとも名が売れるケースも多いようです。
お笑いの「マペットパペット」は、あくまでメインのメンバーはうしくんとカエルくんで、後ろの人はあくまで「黒子」なのだとか。覆面レスラーの「ザ・デストロイヤー」は覆面の下は結構穏やかな素顔なのだとのお噂。
そーいや昔「銀座ジプシー」って名前の、三角黒頭巾姿の占い師がいましたね…イカン、若い人がついて来れなくなりそうなので、遡るのはこれくらいにしときます。
素顔が判らないということは、ミステリアスさを演出する効果と、有名税を払わなくて済む効果もあるのかもしれませんね。
※元記事:コラム「さっちゃんはね、テレビが大好きホントだよ♪」(テレビる毎日公式メルマガ[週刊・テレビる毎日]第695号)
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