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テレまめ

拙い駄文とは言え、こうして連載なるものを10年以上も(!!)続けているということは、「書く」行為は私にとって自浄作用のような存在です。そして、そんな書く事が好きな人間は、実は人と面と向かって会話することが苦手だったりするのです。

じっくりと推敲できない(普段から推敲できてるかっていう懸念はおいといて)状況に焦ってしまって、心に思うことがあっても、会話の流れの中でなぜか自分の主旨と違うことを話していたり、肝心な部分を話し忘れたりなんてこともあったりで、ますます話すことに苦手意識を持ってしまう悪循環。なので、「インタビュアー」という仕事をこなす方には並々ならぬ尊敬の念を抱いてしまいます。

そしてその代表者といえば、エッセイストの阿川佐和子さんです。

「週刊文春」で対談コーナー「阿川佐和子のこの人に会いたい」を長く担当し、その実績を以て著した「聞く力」はベストセラーとなって話題となりました。まさにインタビューのスペシャリストの印象のある阿川さんは、エッセイの他に小説や翻訳本も執筆、ときには女優として映画などにも出演されるマルチなタレントさんでもありますが、現在テレビのレギュラー「ビートたけしのTVタックル」(テレビ朝日)と「サワコの朝」(TBS)の2番組では、やはり聞き手として、そして絶妙のツッコミ手としての存在感を示しています。

http://www.tv-asahi.co.jp/tvtackle/

「〜タックル」は、テーマが時事問題、社会問題であり、登場するパネリストたちもそれぞれ一家言を持った猛者揃い。そんな人たちが時として口角泡を飛ばす激論の場ともなる番組ですが、正論同士が正面衝突する場合も、たけしさんのブラックジョークも、阿川さんは慌てず騒がず仕切ってくれる安心感があります。放送時間がゴールデン枠から少し深めの11時台に移動して、さらに過激さを増す予感がしますが、阿川さんの安定感は不変です。

http://www.mbs.jp/sawako/

一方「サワコの朝」は、文字通り爽やかな土曜の朝の時間帯の、1対1の対談トークショーです。キャスティングが露骨な宣伝目的などではなく、まさに「この人に会いたい」といった感じの人選なのがむしろ新鮮で、惹かれます。

「聞き上手は話し上手」の定説通りの、夜にも朝にも磐石の安定感のサワコさんに注目してみてください。

※元記事:コラム「さっちゃんはね、テレビが大好きホントだよ♪」(テレビる毎日公式メルマガ[週刊・テレビる毎日]第692号)

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