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【プレバト】人は見かけが…〇パーセント!?

プレバト

TBSの「プレバト!!」は、芸能人の方たちが、普段とは違うジャンルでのセンスと才能を発掘・開花させることで、人気のシリーズになっています。

番組の看板コーナーとなっている「俳句」では、以前にもご紹介した夏井いつきさんと共に、俳句作りもブームになっている感があります。回を重ねるごとに、常連出演者も増えて、その回だけの評価ではなく、何度もセンスの良さを披露してくれるゲストは特待生扱いとなり、さらにはその上の名人位、最高位の師範代を目指す構成になってきました。

ここで意外な面白さを見せてくるのが、「この人にこんな才能が?」という意外性です。もちろん、「見るからにこの人はこのジャンルの才能がありそうだな」と思える人が特待生となっている場合もあるんです。

例えば、「いけばな部門」に元宝塚歌劇団出身の女優さんが多いのは「いかにも」な感じなのですが、他の特待生に、東国原英夫さん、泉谷しげるさん、武井壮さんの名もあるのは、ちょいと意外な感じが。

武井さんは「料理の盛り付け部門」でも特待生になっていて、普段「百獣の王」をキャッチフレーズとしているキャラクターと、「いけばな・盛り付け」という繊細さを体現するジャンルとのギャップを楽しめます。

「水彩画部門」で現在のところ群を抜いた評価を得ているのが、元AKB48の光宗薫さん。緻密さと柔らかさと、時に強さも感じられるタッチで描かれるその絵には、査定の先生からもベタ褒めの言葉しか出てきません。24歳とは信じられぬほどの熟練さも感じるほどです。

まだ特待生の扱いにはなっていませんが、モデルのくみっきーこと舟山久美子さんは、初登場の際に俳句で1位、陶芸で2位と、共に才能アリの実力を見せてくれました。キラキラチャラチャラしたおねーさんかと思っていたのに、つけ爪を外して制作した陶芸作品は、買い手がつきそうなほどの秀作でした。

そして、史上最高に意外だったのが「書道部門」特待生のぺえさん。テレビ等でお見かけしたときは、性別不明、年齢不明、そもそも正体不明の、赤紫のマッシュルームヘアの人という認識だったのですが、そのペえさんが筆を持つと、それはそれは誠実なお習字を書かれるという意外性。イヤ、あんまり意外意外っていうのも失礼な話なんですが、正直、見る目がかわりました。

奇しくも今期のドラマでは「人は見た目が100パーセント」と謳われていますが、「プレバト」を見る限りでは、「見た目の先入観は信頼度ゼロパーセント」と断言できる気がします。

※元記事:コラム「さっちゃんはね、テレビが大好きホントだよ♪」(テレビる毎日公式メルマガ[週刊・テレビる毎日]第845号)

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