9Jan
正月番組がマンネリであればあるほど、日本の平和を感じるため、正月番組に変革を求めないさっちゃんです。
「笑ってはいけない」のエンディング替え歌が、今回は石井竜也さんの「君がいるだけで」で、予想した大黒摩季さんではなかったことに少なからずのショックを抱えたまま(笑)、ガキ使の後に始まるのが、実のところ「紅白」より「ガキ使」より楽しみにしている、「おもしろ荘」です。
ネクスト・ブレイクを狙う若手芸人たちが集まるアパートという設定で、司会のナインティナインやゲストたちがその芸を見る内見会のような番組なのですが、この番組からは毎回、その年にブレイクする芸人が登場しており、今年のブームを先取りするかのような楽しみがあるのです。
歴代の出演者を思い出してみると、小島よしお、オードリー、ジョイマン、日本エレキテル連合、クマムシ、おかずクラブ、尼神インターなど。人気の持続という条件はともかくとして、確かにブレイクを果たした面々が。
年末のMー1グランプリで決勝進出を果たした「カミナリ」など、既にブレイクの兆しを見せている人もいれば、初めて名前を知る人もいたり、なんだかとってもシュールなキャラクターだったりと、様々な芸人さんたちが出演しているのですが、午前1時という時間帯も相まってか、やたらとどれも(例えばスベったとしても)面白いんです。
さて、今年の出演者の中で一番ウケたのが「ブルゾンちえみ」さん。自信満々のキャリアウーマンが後輩女子に向かって自論の恋愛観を語る…というような内容で、なんというか、平野ノラのバブル感、横澤夏子のイヤミ感、エドはるみのリズム感、渡辺直美のムッチリ感、柳原可奈子のあるある感、友近の論破感…。
いろんな女ピン芸人を集約したようにも感じるネタと、その取り巻き役を担当する後輩芸人「ブリリアン」の、一見ホストのようなカッコよさが次第にズレてくる微妙さも可笑しみなのです。
今回の「おもしろ荘」で優勝した「ブルゾンちえみwithB」が、各メディアで取り上げられるようになるのは、ごく近いでしょう。まだ知らない人は早急に要チェックです。
※元記事:コラム「さっちゃんはね、テレビが大好きホントだよ♪」(テレビる毎日公式メルマガ[週刊・テレビる毎日]第825号)
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