21Nov
トーク番組などを見ていると、時々気になることがあります。
アイドルなどがゲストの時に先輩芸能人などの話題が出ると、個人名に敬称をつけるのは当然のことなのですが、しばしばグループ名にも「さん」付けをしていること。不思議な違和感を感じつつ、反面「事務所から、そう言うように指導されているんだろうなー」などと考えていました。
まあ、それだけならばそれほど気にもならなかったんですが、例えば「とんねるずさんの石橋さん」とか「ダウンタウンさんの松本さん」とか、敬称がかぶっちゃうケースには、いてもたってもおられないですよ。この場合、グループ名のほうには「さん」付けいらなくね?(←「なくね?」も日本語としては正式なものじゃないですけど)
更にもうひとつ気になるのは「させていただく」の乱発です。
この前、初めて舞台に挑戦させていただいて、○○の役をやらせていただいたんですが、その中でアクションをやらせていただくことになって…
くどーーーい!!(笑)
「やらせていただく」を何度も言うことで、どれだけ時間をロスするんだ!と言いたくなるほど。これも、「感謝の気持ちを忘れない謙虚な人間」のキャラ形成のためなの?と思っちゃいますね。
誰か、通りがかりの国語学者の方、助言をお願いします!!(笑)
逆に、正しい言葉は聞いた時に気持ちよさすら感じます。最近お気に入りなのは、TBSの安住アナウンサーが「弊社」(自分の所属する会社を意味する謙譲語)ということ。えてして「ウチの局」などと言ってしまいがちのなのに、きっちり「弊社」と言ってくれるところに、「局アナキャラ」としての安住さんの存在意義を感じられます。
過ぎたるは及ばざるが如し、ちょうどいい頃合が気持ちいいもんですね。
※元記事:コラム「さっちゃんはね、テレビが大好きホントだよ♪」(テレビる毎日公式メルマガ[週刊・テレビる毎日]第456号)
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