14Oct
ラグビーワールドカップが盛り上がっていて、ついこの前まで「ノーサイドゲーム」(TBS)にかじりついて見ていた私としてはとても嬉しい。
とは言え、主演俳優きっかけで見たドラマなので、ラグビーのルールまで理解したとは申せませんが、いくつかの用語を覚えたことと、得点の入り方が分かったことで、ワンプレイをきっかけに鮮やかな逆転も可能な、エキサイティングでスリリングなゲームだと知っただけで十分楽しめます。
そして、日本チームの活躍で意気上がることで、私と同じような「にわかファン」なる人たちが日本中に増殖していますが、オールドファンたちは「にわかだっていいじゃないか」と受け入れる態度なのと、ワールドカップのために来日した選手や観客を分け隔てなく歓迎している姿勢が気持ちいいですね。
テレビの中では、日本チームの試合を解説するために各番組に登場してくるのが、これまで選手として日本チームを引っ張ってきた、大畑大介さん、五郎丸歩さん、廣瀬俊朗さんなど。
特に広瀬さんは前述の「ノーサイドゲーム」に主要人物として出演していましたから、登場時の音楽が同ドラマ主題歌の「馬と鹿」(米津玄師)っていうのが、さらに気分を盛り上げますね。なんといってもTBS以外の番組に出る時だって「馬と鹿」がかかるんですもん(笑)。
かつて、長野冬季五輪を見たときにも感じたことですが、大掛かりなスポーツの国際大会が開催されて盛り上がることは、何よりも次世代を担うジュニア達の動機付けになって、今後の発展のために大きな素地を作っていくことに繋がると思うのです。
想定外だったのは、気候のいい時期に開催されるはずだった大会なのに、思わぬ猛暑や大型台風が襲来したという、自然の悪戯です。台風までもが試合を見に来たのか!と言ってもシャレにもならない事態ですが、後々の語り草になりそうな大会になったことは確かのようです。
勝っても負けても試合が終わればノーサイド。この精神が広く長く人々の心に自然なこととして浸透していくことを願います。
※元記事:コラム「さっちゃんはね、テレビが大好きホントだよ♪」(テレビる毎日公式メルマガ[週刊・テレビる毎日]第967号)
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