17Jun
はっぴゃっかーーい!おかげさまでこんなに長く続けさせていただき、感謝しております。
今回はメルマガ連載800回を記念して、いつも以上に好き勝手な内容でお送りします(笑)。ま、例によって北の5人組・TEAM NACSのことなんですが、中でもこの半年で急激に露出の増えたのが、リーダーこと森崎博之さんです。
まず基本として、TEAM NACSは劇団で、リーダーはその本公演で多くの脚本と演出を担当する、文字通りのリーダー。そもそも大学の演劇研究会で出会った5人で、その大学をリーダーと安田顕さんが卒業するのを記念して結成されたのがNACS。
卒業後のリーダーは東京で就職するために、結成と同時に解散した劇団でもあるのですが、1年と経たぬうちに北海道にUターンしたことがNACSの再結成の理由にもなっているので、NACSの活動においてのキーパーソンとも言える人なのです。
就職して1年継続できなかったというと、安易なドロップアウト組にも聞こえますが、実はかなり優秀な営業マンとして社内表彰などもされたそうですが、祖父の死に際して、故郷への想いが捨てがたくなりUターンを決めた、やはり北海道愛の大きな人なのです。
NACSとしての活動を再開した後、ほかの3人も大学卒業を迎え、特に最初から俳優志望の意志が強かった戸次重幸さんは、上京して役者修行をする思惑があったのですが、リーダーにより「東京で大勢の役者の中にいるよりも、北海道で活躍して東京からオファーのくる役者にならないか」と説得されて札幌に留まり、それがまさに現実として図に当たったのが驚異的とも言えるエピソードです。
やがてNACSが東京進出を果たし、個々のオファーも来るようになって、ほかの4人が生活と仕事の拠点を東京に置くようになっても、リーダーだけは札幌に家を建て、北海道のローカルタレントという立場を守っています。これはメンバーが帰ってくる場所を守り、「おかえり」と言う人でいられるようにとの思いからなのだとか。
その北海道のローカル番組で、農産物を扱う番組「あぐり王国北海道」を10年続けているので、農業関係の知識にも詳しく、農業タレントの異名を持つ関係からか、ドラマ「下町ロケット」に農業大学教授役で出演してからは、全国放送の番組でも頻繁に顔を見るようになりました。
舞台映えする声と頭の大きさ、晴れ男としても名高い明るさ、そしてコレは内緒ですが、白石美帆さん、蒼井優さんと、リーダーと共演すると幸運が舞い込むという福男でもある、歩くパワースポットのような森崎博之さん。基本は北海道の人ではあるのですが、これからもまた全国で見られることが多くなると予想されますので、その節はぜひよろしくお願いしたいと思う、ファンのひとりなのでした。
※元記事:コラム「さっちゃんはね、テレビが大好きホントだよ♪」(テレビる毎日公式メルマガ[週刊・テレビる毎日]第950号)
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