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テレまめ

変わっているからこその癖(へき)

先週の当コラムで、私のちょっと変わった癖として、「番組や映画のエンドロールが好き」というのを言いました。「野猿」のメンバーなど、スタッフの中で知っている名前を見つける楽しみや、複数の番組で共通の名前(広報担当さんや、スタイリストさん等が多いです)を見つけたりする喜び、基本的に名前・ネーミングフェチなので、珍名や難読名を探すのも面白いんです。

ロケ協力の企業や団体の中に知っているものを見つけたり、ファッションブランドを覚えておくと、後々それを見かけたときにまた思い出されたりして、これもまたちょっとした余韻のようでオツなんですよ。

他にも演出としてちょいと好きなのが、本番のOKテイク以外を見せてくれるもの。分かりやすい事例ですとNG特集とか、メイキングですね。

さらに深いところですと、本番が終了してからあとの余白のような部分。具体的に言うと、テレ朝の「関ジャム完全燃SHOW」の番組の最後にあるライブセッションのコーナーで、演奏が終了してから数秒の間の後にスタッフからの「OKです!」の声が掛かって演者たちが安堵の笑みを見せるまでの、糊しろのような短い時間を見せてくれるところです。

かつて、フジ「ミュージックフェア」で、長門裕之・南田洋子夫妻が司会者だった時代、大トリの歌が終わったあと、音声はエンディングに番組のテーマ曲がかかって、画面上は提供クレジットや番組タイトルの文字が表示されながら、司会のお二人が拍手しながら出演者を労うように近づいていくという終わり方が大好きでした。緊張と緩和を感じられて、感動が増幅されるような実感を得たのだと思います。

テレビ視聴歴も半世紀を過ぎますと、変な癖も出てくるってもんですね。でもちょっと変だからそこ癖って言えるのでしょう。癖のツボをつつかれると、かゆいところに手が届いたような快感です。

※元記事:コラム「さっちゃんはね、テレビが大好きホントだよ♪」(テレビる毎日公式メルマガ[週刊・テレビる毎日]第874号)

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