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テレまめ

さよなら2015年

早い!早すぎる!今年が終わってしまう!もーいーくつ寝ーるーとーお正月っ!

年が明けると北海道に新幹線が開通するとか。でも私の体内感覚は新幹線どころかリニアモーターカーをも上回る超音速です。では、(体感速度では2カ月ほどの)1年間のテレビをさくッと振り返ってみましょうか。

まずは何と言ってもドラマが豊作。記憶に新しいのは10月期の「下町ロケット」「コウノドリ」「サイレーン」「無痛」「偽装の夫婦」「サムライせんせい」などですが、年明けは「問題のあるレストラン」から始まって、「アイムホーム」「天皇の料理番」「不便な便利屋」「まれ」「ヤメゴク」「リスクの神様」「探偵の探偵」「あさが来た」と続いて、秋になだれ込んできた印象です。

テレビ好きには嬉しい忙しさでした。豊作の刈り取りが終わった燃え尽き症候群で、来年のドラマ視聴が息切れしないように願う年末です。

そして、再び「何と言っても」と言いたくなるのが、芸能界の結婚ブーム。そりゃ妙齢の男女がいれば恋愛して結婚するのは自然な流れではあるので、「いちいちテレビ番組で取り上げたりするなよー」的な自論を持っていたのですが、イヤ確かに今年の結婚の多さは、一覧表を作成してレポート提出したいほどでした。

まさに「結婚が流行している」のかと言いたくなる現象でしたね。ということは、来年はおめでたブーム?いや、それこそ余計なお世話でした(笑)。

スポーツ界でも大きな動きを感じた年でした。歴史が動いたとも言える、ラグビー日本代表チームの健闘と、にわかに巻き起こったラグビーブーム。フィギュアスケートの羽生選手の、史上初300点台の異次元ゾーン突入、そして世界選手権3連覇。体操の内村選手は世界選手権なんと6連覇、そして男子団体の優勝。

他にも、卓球、バドミントンなどでも国際大会での優勝を達成し、張本さんならずとも「あっぱれ」を差し上げたい盛り上がりでした。

野球界では山本昌投手が50歳でついに引退、なでしこジャパンの象徴的存在の澤穂希選手もこの年末での引退を表明。ともにレジェンドと呼ばれるお二人ですが、「レジェンド」って、伝説って意味であって、「ベテランで現役」って意味じゃないですからね!

東京オリンピックに関しては、ひたすらゴタゴタした1年でしたが、年明けにはスムーズなリスタートを期待したいですね。

さて、暮れてゆく2015年を惜しみつつ、来る2016年がより良い年になりますよう、お祈りいたします。今年も1年ありがとうございました。来年もまた楽しいテレビが見られますように。皆さま、良いお年を。

※元記事:コラム「さっちゃんはね、テレビが大好きホントだよ♪」(テレビる毎日公式メルマガ[週刊・テレビる毎日]第773号)

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