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テレまめ

ピンチはチャンス【リスクの神様】

言われてみると、最近「記者会見」といえばそのほとんどが「謝罪会見」な気がします。ちょいと昔は芸能人の婚約や結婚の会見も定番ではあったのですが、自らのブログでの報告や所属事務所からのFAX通知で済まされることが多くなった昨今、態度で示さなければならない「謝罪」のみが消去法のように残されてしまったのですね。

実際、会見での態度が元となって世間に反感をかってしまったケース、あるいは逆に好印象をもたれたケースをいくつか目にしたことがあります。そんな、起こって欲しくない事態ではありながらも、いつでも起こり得る「トラブル」という魔物を、どのように処するのかの専門家たちのドラマがフジテレビの「リスクの神様」です。

http://www.fujitv.co.jp/risk_no_kamisama/index.html

日本最大の商社・サンライズ物産は、かつてアメリカで数々の危機管理に携わった経験から「リスクの神様」との異名をとる男・西行寺智(堤真一)を「危機対策室長」として招へいする。折しも、電機部門のやり手社員・神狩かおり(戸田恵梨香)は、電機会社と次世代型バッテリーを共同開発し、新会社の役員にも抜擢されて成功の美酒に酔っていたが、そのバッテリーが使用された製品が発火事故を起こす事態となる…。

主演の堤さんを中心とした配役は、どれも骨のありそうなキャラクターたちです。

テレビドラマとしては初共演となる戸田さんは、2012年に「寿歌」という舞台でがっつり共演したお二人です。危機対策室調査主任役の古田新太さんは、私生活でも堤さんの親友という間柄。同室副室長・財部役の志賀廣太郎さんは、朝ドラ「マッサン」で堤さん演じる鴨居社長の秘書役としてコンビだったのは記憶に新しいところです。渉外担当の森田剛さんにも何だか縁を感じるなと思ったら、「SP」で共演していた岡田准一さんと「V6」つながりだからなのでしょうね。

今のところ「謎の人物」扱いの田中泯さんとは映画「地下鉄に乗って」で共演していまして、堤ファンとしては、ここらの繋がりを感じることも面白味ではあるのです。

他にも、吉田剛太郎さん、小日向文世さん、平幹二朗さんと「屈折してるに違いない!」と思わせる重鎮たちや、春ドラマ「ようこそ、我が家へ」と「ヤメゴク」の2本をかけ持ちつつ、双方の作品でドスのきいた声を響かせていた山口紗弥加さんなど、いずれも骨密度ギッチギチのレギュラーメンバーが気になるところです。

ドラマでは次々と緊急事態が起こりますが。危機に直面してこそヒトの本質が見えるのだとか。「まさか」の事態にアナタならどう向かい合うでしょうか。

※元記事:コラム「さっちゃんはね、テレビが大好きホントだよ♪」(テレビる毎日公式メルマガ[週刊・テレビる毎日]第749号)

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