22Jun
ええ〜、1年の半分が終わろうとしております。ウソみたいだろ、本当なんだぜ。ということで、4月期のドラマも次々と最終回を迎えていますね。
6月18日に最終話を放送したのがTBSの「ヤメゴク〜ヤクザやめて頂きます〜」。ワタクシ、都合により(←何の都合なんだか(^_^;)6話以降を視聴したのですが、なかなかに疾走感のあるストーリーと個性的(すぎる)登場人物たちで、面白いドラマだったと思います。何より、主演の大島優子さんの目力強い表情とアクションシーンに見ごたえがありました。
演出の堤幸彦さんは、同じTBSで「ケイゾク」「SPEC」と、アクの強い女刑事や味の濃い脇役を描いてきましたが、今回も鮮烈な印象を刻みつけるキャラクターたちでしたね。
そして本筋と共に面白いのが、そこここに散りばめられた小ネタの数々。
最終回では、いきなり最初の場面で「足抜け課」の廊下に、警察には不似合いな数人の人物が立っています。最初のほうのカットではなんとなくスルーされるのですが、次のカットで石山室長(田中哲司)が二度見して、
それ、俺がらみ?
とツッ込みます。
廊下にいたのは、
「ごくせん」のヤンクミ、「TRICK」の山田奈緒子、「テンペスト」の真鶴、「リング」の貞子という、いわば「仲間由紀恵ーズ」。
田中さんの奥様ですね(笑)。(できれば、「花子とアン」の蓮さまも入れて欲しかったところですが)
思えば「TRICK」も堤さんの作品ですしね。これから最終回のヤマ場が始まるぞ!と身構えている視聴者の腰を思いっきり折って、揉んでくれました(爆)。
話の中でも随所に小ネタが挟み込まれていたのですが、その数々をかいくぐった後に迎えたラストシーン。神社の縁日のお面屋さんには、なぜか、裏番組「アイムホーム」で出てくるあの白い仮面が並んでいて…。ちょっと放心していたところだったので、思わず声をあげて笑ってしまいました。
主人公・麦秋の「恨みからの足抜け」には決着がつきましたが、佐野くん(勝地涼)の行方が気になります。これは、年末あたりにスペシャル制作の伏線なんでしょうか?ヤメゴク、しばらくヤメられないかも。
※元記事:コラム「さっちゃんはね、テレビが大好きホントだよ♪」(テレビる毎日公式メルマガ[週刊・テレビる毎日]第746号)
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