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テレまめ

ジブンの目線の高さで【民衆の敵】

以前の職場の同僚で、私よりも年若いママさんは、ほとんど選挙の投票に行ったことがないのだそうです。理由を聞くと「何だかよくわからないから、よくわからないまま無責任に投票するのは、いけない事なんじゃないかと思って」だそうです。

確かにその考えにも一理はあるのですが、先人が苦難の末に勝ち取ってくれた権利を放棄するということにも、抵抗を感じます。

フジテレビの新しい月9「民衆の敵〜世の中、おかしくないですか!?〜」は、市議会を舞台にした政治のお話。月9で政治といえば木村拓哉さんが総理大臣になる「CHANGE」がありましたが、ガチガチのしがらみと陰謀が渦巻く世界は、少々縁遠さを感じたものの、今回は普通の主婦が新人議員として市議会に飛び込むというものです。

民衆の敵2

佐藤智子(篠原涼子)は、夫・公平(田中圭)と一人息子の3人で、つましくも温かく幸せな家庭を築き、生活していた。

夫婦ともに曲がったことが嫌いで、理不尽な状況に対して黙っていられない性格が災いしてか、社会の中で生きづらい二人は、折り悪く同時に職を失うことになる。そんなある日、智子は市会議員の年棒の高さを知り、自分も議員選挙に立候補することにする。

最初は公平以外には応援者もいなかった智子だが、自分の言葉で、自分の素朴な疑問を投げかける演説をするうちに、次第に賛同者が増え始める。開票の結果、智子は次点となるが、当選者から辞退者が出たために繰り上げ当選となる。

国政がテーマなると、「理不尽だけど仕方がない」「納得いかないけど世の中そういうもの」という大きな壁があることが知らされ、主人公がその大きな壁を打ち破ろうとする姿が描かれるものの、まだまだ先は遠い…。ですが、今回のドラマでは、いち市民の視線とごくごくシンプルな発想で、「これが不便ならこうしようよ」といったような、発想の転換で暮らしやすくする主婦らしさが、古い常識に凝り固まった市政に新風を吹かせます。

その他の新人議員の面々には大物政治家の二世議員に高橋一生(イッセイがニセイって…笑)、アイドルあがりの前田敦子、苦労人の千葉雄大、ボンボン育ちの斎藤司と、ドラマならではの個性派揃いになっています。

政治という名の鎧が「よくわからない」雰囲気を生んでいるなら、とりあえず中の人の顔が見えたら「少しわかる」かも、少しわかったら自分にもできることが見つかるかも。そんな期待を呼び起こしてくれそうです。

※元記事:コラム「さっちゃんはね、テレビが大好きホントだよ♪」(テレビる毎日公式メルマガ[週刊・テレビる毎日]第868号)

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