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テレまめ

あの子、どこにいるのやら

ドラマをはじめ、テレビの中に子役の存在は不可欠なものです。昔から数々の名子役が存在してきましたが、その地位は永遠ではなく、子供はいつしか大人になっていきますから、時代と共に名子役は絶えることはないというわけですね。

現在バラエティ番組を席巻している坂上忍さんも、かつては石井ふく子プロデューサーのドラマに欠かせない子役でした。えなりかずきさんも、子供のころからトッチャン坊やの雰囲気ではありましたが、独自のイメージを持つ名物子役でした。

子役ながらも驚異的な演技力で全ての大人の役者を喰った感があったのが芦田愛菜さん。その彼女も今や高校生で美しく成長中。「こども店長」と言ったほうが記憶に鮮明な加藤清史郎さんは、一時期その姿を見なかったような気がしていましたが、3年間のイギリス留学を経て帰国、現在カロリーメイトのCMで受験生の役で出演されていて、一気に成長したかのようなギャップ萌えに近い印象です。

今季のドラマに出演していた現役子役さんですと、「危険なビーナス」で伯朗(妻夫木聡)の子供時代を演じていた森島律人くんは、「私たちはどうかしている」の椿くんで、「極主夫道」での向日葵役の白鳥玉季ちゃんは、「エール」でのとみ(堀田真由)の子供時代であり、「テセウスの船」の鈴ちゃん。大河ドラマ「麒麟がくる」のおたまの少女時代(ちなみに成長後は芦田愛菜さん)の竹野谷咲ちゃんは「じゃじゃじゃじゃ~ン」のじゃーンちゃん。また、「監察医朝顔」で板尾創路さんと平岩紙さんの子供役で登場した小山春朋くんは、朝ドラ「まれ」でまれの息子役、はたまた「勇者ヨシヒコ」でホトケの息子役だった、そう、あの子です。

番組が変わっても「あ、あの子だ!」と分かるということは、しっかり個性を印象付けられているということなんですね。

今後も続々登場する名子役、名役者に成長する過程が見られるのが、楽しみです。

※元記事:コラム「さっちゃんはね、テレビが大好きホントだよ♪」(テレビる毎日公式メルマガ[週刊・テレビる毎日]第1027号)

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