25Jun
ワタクシの、人より若干大きめな頭囲の中身には、幾ばくかのシワのついた脳みそが入っているわけですが、そのシワには、税金とか、年金とか、社会情勢とか、社会人として大事なことはほとんど記録されずに、特に覚えていてもいなくても生活に支障のない「雑学」の方がよっぽど多く残されています。(あとのほとんどはNACS愛…。)
NHKで春からレギュラー化されている「チコちゃんに叱られる!」は、素朴な疑問をもとに、その理由や由来に隠された驚きの理由を楽しむ雑学バラエティです。
タイトルに冠されているチコちゃんとは、番組を仕切るMC担当の女の子。基本は着ぐるみで、大きな顔はCGを駆使して臨機応変に変化する表情豊かさで、年齢は5歳らしいのですが、非常に老成して…イヤ達観して…イヤイヤ大人びた、好奇心旺盛でなんでも知ってるチコちゃんです。
チコちゃんは、毎回ゴキゲンな軽やかさでレギュラーの岡村隆史さんやゲストのパネラーに「ねえねえ、この中で〇〇なのは誰?」と投げかけて、その人へ素朴な疑問を問いかけます。
それは、その理由など考えたこともなかったけど、言われてみると理由が説明できないような、素朴すぎるくらいに素朴な質問で、「人と別れるときに手を振るのは何故」「クッキーとビスケットの違いは」「どうして桜は一斉に咲くのか」「男は青色、女は赤色ってなんで決まってるの?」などなど。答えられないでいると、「ボーっと生きてんじゃねえよ!」とチコちゃんに烈火のごとく叱られるという具合です。
丸顔でおかっぱ頭のチコちゃんは白金在住の5歳の少女。好みのタイプはDeNAの筒香。質問に対する答えの解説をしてくれる、専門の先生から「チコちゃんはなんでもよく知っているね」と褒められて悦に入っている感じです。
ここだけの話(エンドロールにもクレジットされてるけど)チコちゃんの声を担当しているのは木村祐一さんです。がっつりオッサンの声ですが、甲高い声に加工されていまして、木村さんならではの細かすぎるツッコミも出てきたりして、妙な可愛さを醸し出しています。
不定期ではありますが、番組のエンディングでチコちゃんと岡村さんが「ひだまりの縁側で」というコーナーで、視聴者からのお便りを紹介することがありますが、この投稿の条件は、投稿者の名前のあとに「5さい」と明記すること(笑)。5歳の無垢で純真な心で、身の回りの素朴な疑問に向かい合ってみるのもいかかでしょう。
※元記事:コラム「さっちゃんはね、テレビが大好きホントだよ♪」(テレビる毎日公式メルマガ[週刊・テレビる毎日]第900号)
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