menu

テレまめ

【スペシャルドラマ】あの便利屋が帰ってくる!

夏期のドラマが終盤に差し掛かり、早いところでは既に終了した枠でスペシャルドラマが放送されています。TBSの「渡る世間は鬼ばかり」、テレ朝「必殺仕事人」といった、お馴染みのテレビドラマシリーズのスペシャルや、「瀬戸内少年野球団」といった往年の名作映画のリメイクなどで、「再会」を楽しむこともできるのが更なるスペシャル感となっています。

さて、少し気の早い話にはなりますが、今年の年末のスペシャルドラマとして、昨年の4月期にテレビ東京系で放送された「不便な便利屋」と再会できることが決定しました。

新進の脚本家の青年が東京でスタッフと衝突して北海道に来たものの、目的地であったはずの富良野にはたどり着けず、名も無き街の便利屋の居候として過ごす事となった、ドタバタでハチャメチャでハートフルなひと冬の物語。

想像力豊か…いうよりは妄想力暴走気味の脚本家・竹山純(岡田将生)、元は映画監督志望で現在は便利屋経営の松井英夫(鈴木浩介)、元は刑務官で現在は便利屋手伝いをしている離婚歴3回の通称「バツさん」こと梅本聡一(遠藤憲一)の、あの便利屋の松竹梅トリオがまたまた登場します。連ドラの最後で東京に戻った竹山が、また便利屋に舞い戻ってくることで起こる勘違いと奇跡に期待が高まります。

余談ですが、竹は北海道には自生しない植物であり、東京からやってきた竹山という人物が、当初は環境に馴染めないよそ者であったことを象徴しているのだそうです。

これまた余談になりますが、「火のラーメン」を開業した椿原(竹井亮介)の恋人・華菜役として出演していた山下リオさんは、放送後には鈴木浩介さんの義理の妹(2015年10月に山下さんの実姉の大塚千弘さんと鈴木さんが結婚)になったわけで、この義兄妹の共演がまたあるのか?というのが気になります。

もちろん連ドラで果たされた、TEAM NACSのゲスト出演や、鈴井貴之監督自らのカメオ出演も気になるところですが、さらに気になる情報も。

前シリーズではドラマ内の企画として挑戦した「スノーマン作りでギネス記録」が達成されましたが、今回のドラマでは、町おこしのためにショートフィルムを制作し、その作品を、第11回札幌国際短編映画祭に出品する予定だそうです。劇中の設定が、元映画監督志望と現役脚本家で、加えて松井の恋人・カエデ(佐藤めぐみ)は映画プロデューサーとなっていますので、現実とのリンクが面白く絡んでくることになります。

便利屋の3人を始め、市役所の桜田(森山栄治)と桂沢(井之上隆志)、小森巡査(森崎博之)にコスプレ居酒屋のマスター・桃野(田中要次)。濃くて暖かいあの街の住人たちと再び出会える日が今から待ち遠しいです。

※元記事:コラム「さっちゃんはね、テレビが大好きホントだよ♪」(テレビる毎日公式メルマガ[週刊・テレビる毎日]第810号)

関連記事

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

お知らせ

スポンサードリンク

特別企画

関連サイト

アーカイブ