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テレまめ

悪夢〜障害者がリアルに演じたテレビドラマ

先日、ハウス加賀谷さん(松本ハウス)が主演を務める「バリバラ特集ドラマ『悪夢』」(Eテレ)を見ました。演者の7割以上がリアルな障害者という、テレビドラマ史上、これまでにないほどの画期的なドラマです。番組放送後にYahoo!ニュースで偶然知ったのですが、筆者のレコーダーは全録マシンなので、タイムシフトで見ることが出来ました。

http://www.nhk.or.jp/baribara/special/akumu.html

悪夢公式サイト

真は、シロイヒトの幻覚に襲われる自身の病気のことを隠して生活しており、“目に見えない障害”のため周囲からも理解されず、働くことも、友達を作ることもできないでいた。ある時、真は「健常者お断り」の張り紙のある障害者だらけのラウンジ「悪夢」を訪れる。そこには全盲、ろう、脳性まひ、難病など、さまざまな障害者が集い、飲み、歌い、踊り、楽しんでいた。自分の障害を隠そうとする真は、最初はなじめないでいるが、両足が義足の女主人の紗江(片山真理)、ダウン症のバーテンダー光司(あべけん太)と出会い、次第に自分の障害を受容していく。(※Yahoo!ニュース<12月5日付>より

主演の加賀谷さんは、実際に統合失調症を発症し、入退院を繰り返してきた経歴を持ち、ドラマには、その自身の実体験がちりばめられているとのこと。

正直、始めのうちは障害者の演者を特別視して見ていましたが、だんだんその障害が単なる個性に見えてくるから不思議です。

ドラマ内でも言ってますが、健常者と何ら変わらない普通の人間たちです。ただちょっと個性的なだけ。障害者だと特別視してはいけません。自分も障害者なんですが・・・^^;

リアルに障害を持つ人たちも、今後は、実話モノだけでなく一般のドラマにもどんどん出演してもらいたいです。海外ドラマには当たり前のように障害者が出てきます。日本ドラマも見習って欲しいところです。

http://www.nhk.or.jp/baribara/index.html

バリバラ公式サイト

12日には、Eテレで放送中の障害者情報バラエティー『バリバラ』で、出演者を交えた同ドラマのアフタートークが放送されるそうです。楽しみです!

※元記事:コラム「テレビでこざる!DX」(テレビる毎日公式メルマガ[週刊・テレビる毎日]第719号)

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