25May
「エースで4番」という花形な立ち位置よりも「5番・ショート」が好きな人って、いますよねぇ。派手なホームランより、6-4-3のゲッツーが好きな人って、いますよねぇ。「リードギターでボーカル」よりもベース奏者の演奏にしびれるファンって、いますよねぇ。
すいません、例えが難しかったでしょうか。つまりね、私は脇役が好きなんです。主役は目立って当然。いわゆる「いい味出してる」存在感を持ちながら脇を固める俳優さんたちがいてこそドラマは味わい深くなります。
ドラマクールが中盤に差し掛かると、次クールのタイトル及び概要と主演俳優さんの名前が発表になりますが、その他の出演者が発表になるまでに少し間が空きます。
脇役好きにはこのタイムラグがもどかしい!!来年の大河「真田丸」のキャスト正式発表はいつなの?(一部先行情報が出ているのですが、まだまだ未確認)月9の福士蒼汰くんの相手役は?実写版「ど根性ガエル」の京子ちゃんは、町田先生は、梅さんは誰が演るの?
4月末に次期朝ドラのキャストは発表になりましたので、そこはちょっと落ち着きましたね。毎回ヒロインが誰になるかよりもヒロインの母役が誰か気になっています(笑)。ちなみに、次は寺島しのぶさん。
ドラマがヒットすると、そこに出演していた脇キャストの役者さんも注目され始める傾向もありますね。「半沢直樹」の滝藤賢一さん、緋田康人さん、吉田剛太郎さん、石丸幹二さん、手塚とおるさん、片岡愛之助さんや「昼顔〜平日午後3時の恋人たち〜」の木下ほうかさんなどは、ぐっと知名度が上がり(それまでは「あの人」なんて呼ばれてたりするんですよ…失礼な話ですね)、それに伴い露出度も上がって来ています。
「あまちゃん」で初めて注目された感のある有村架純さん、今や主演女優ですが、「SPEC」のミヤビちゃんや「11人もいる!」の二子ちゃんや「勇者ヨシヒコ」の偽ムラサキだったよね!吉田羊さんが「ゲゲゲの女房」に出てたの覚えてる?斎藤工さんの「親孝行プレイ」が好きだったわぁ!とかって、脇役好きは自慢したくなってるはず…。
新井浩文さん、光石研さん、野間口徹さん、真島秀和さん、山中崇さん、池田鉄洋さん、平岩紙さん…お名前挙げていけばキリがないですね。いずれ劣らぬ個性派俳優ぞろいですので、こういった皆さんは、CMの短い時間で印象的な世界観を表現して下さることも多いです。遠藤賢一さんのキャンディクラッシュ、松重豊さんのおとくちゃんなど、鮮烈に脳裏に焼きつくビジュアル(笑)。
クセがあるほど、クセになってしまう個性派に注目しながらドラマを見るのも、楽しみ方のひとつですよ。
※元記事:コラム「さっちゃんはね、テレビが大好きホントだよ♪」(テレビる毎日公式メルマガ[週刊・テレビる毎日]第742号)
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