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テレまめ

ワタクシが「ネーミングフェチ」だというお話は過去にいたしましたかね?

日本語では、様々な「名付け」に意味を持たせることが多いので、それを考えたり、統一性を見つけたりするのが好きなんですね。なので、小説を読んだ場合、外国作品の翻訳モノは名前と個性が結びつきにくくて、誰がジェームズで誰がヘンリーだかワケ分からなくなってしまいがちなんです。

その点、外国モノ原作でもテレビドラマ化される時には、設定が日本に置き換えられるのでとても有難い。原作の名前がどんな日本名になっているのかも、ネーミング好きとしては楽しみたいところです。

先日放送されたスペシャルドラマの「黒井戸殺し」。原作はアガサ・クリスティの「アクロイド殺し」で、名探偵エルキュール・ポアロが登場するミステリーです。

黒井戸というのは被害者の名前だというのはタイトルからもわかりますよね。アクロイド→黒井戸。ポアロは勝呂武尊。ロの音で印象を残すと同時に、エルキュールとはヘラクレスのことなので、日本では日本武尊(ヤマトタケル)の武尊として、神話のヒーローつながりになってるんですね。

シェパード医師は柴医師で、犬つながり。フローラ→花子、レイモンド→冷泉、セシル→満つる、ハモンド→鱧瀬(はもせ)、ラッセル→来仙と、そのままの意味や何となく音の感じが似てる名前に置き換えられています。そしてラグラン警部は袖丈警部…。まさか、ラグラン袖から来てるの!?

今期の連ドラ「モンテクリスト伯ー華麗なる復讐ー」も、フランスの小説が原作。古くから「巌窟王」の和題で親しまれてきた名作です。

主人公エドモン・ダンテスを日本に置き換えた時の名前は柴門暖(サイモン・ダン)ふむ、「何となく音」のパターンですね。フェルナン→南条、ダングラール→神楽、モレル→守尾、カドルッス→寺角と、音残しのケースが多いようです。

で、気になったのはヒロインのメルセデスがすみれという名前になっているのですが、メルセデスを意味的に読み取ると「恩恵」となります。原作には父親が出る所をドラマでは母一人子一人の設定に変えられており、このお母さんの名前が恵(めぐみ)なんです。これは、何かの伏線なのかしら?

と、深読みしてみるのも、ネーミング同様に好きだったりして…(笑)。

※元記事:コラム「さっちゃんはね、テレビが大好きホントだよ♪」(テレビる毎日公式メルマガ[週刊・テレビる毎日]第892号)

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