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テレまめ

良しにつけ悪しきにつけ、芸能界で二世タレントというものは注目されがちですね。(あれっ、なんだろうこの既視感)まあ、伝統芸能の世界では世襲が当たり前なので、目新しいことではないのかもしれませんが。(年のせいかな、前にも同じ話をしたような…)

いまさら「二世タレント」なんて軽薄な肩書きをつけなくても十分に実力派の役者さんたちの中にも、親御さんと同じ道を選んだ経緯の方も多くいらっしゃいます。

TBS「陸王」では、寺尾聰さんがちょいと頑固で偏屈な素材開発者の役を演じていますが、言葉や態度では悪態をつきながらも憎めないキャラクターを見るに付け、お父さんの宇野重吉さんが蘇ったような感覚を持つことがあります。

松田優作さんが亡くなられたとき、長男の龍平さんは6歳で、もちろんそのずっと後に俳優デビューを果たすことになるのですが、優作さんの全盛期だった年齢になった現在の龍平さんは、時折ぞっとするほどにお父さんに似ていると思わせる表情を見せてくれます。

テレ朝の昼の帯ドラマ「トットちゃん!」は黒柳徹子さんの半生の物語で、そこに登場する人物はすべて実名で描かれています。黒柳さんの大親友であり、長年の盟友であったのが、6月に亡くなられた野際陽子さんですが、その野際さんの役をドラマで演じられるのが、実の娘の真瀬樹里さんです。

お母さんの役を演じられることで敢えて髪型や雰囲気を寄せているのもありますが、これがもう驚く程の野際さんっぷり。野際さんの当たり役とも言われた姑キャラに扮した姿には、ご本人も思わず「似てる!」と声が出たのだとか。

声優であり俳優でもある大塚明夫さんのお父さんは、やはり声優・俳優の大塚周夫さん。若い頃には親子の確執もあったそうなのですが、結果的には同じ道へ。吹き替えの仕事では親子の役や、同じ人物の年代の違う声を担当したこともありますが、お父さんが急逝された後、アニメ「忍たま乱太郎」の山田先生の声を明夫さんが引き継がれました。

当時のツイッターでは「似せようとすると父に会えます。これ以上の形見はおそらくこの世に存在しません」と、落涙必至なコメントを寄せられていました。

二度と会えないはずの人にふたたび会わせてくれる、そんなDNAの妙なんですねぇ。

※元記事:コラム「さっちゃんはね、テレビが大好きホントだよ♪」(テレビる毎日公式メルマガ[週刊・テレビる毎日]第871号)

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