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テレまめ

怒らないから言ってごらん。【僕たちがやりました】

いつまでも自分の精神年齢は「永遠の18歳」などと言っていても、実際の18歳とは趣味も価値観も違うことに、それは決して成長ではなく加齢だと痛感するさっちゃんです、コンバンハ。

フジ「僕たちがやりました」は、高校生たちが主人公のドラマなのですが…。

僕たちがやりました

トビオ(窪田正孝)は凡下高校の2年生。モットーは「そこそこ」の人生を送ること。大きな目標もなく、いつも放課後を友人の伊佐美(間宮祥太朗)、マル(葉山奨之)、それになぜか母校に入り浸る無職のOB・パイセン(今野浩喜)とつるんでは、遊んで過ごしていた。

ある日、マルがふざけて、凡下高の向かいにあるヤンキーたちが多く通う矢波高を馬鹿にしたことで、矢波高生からリンチを受ける。それに対する復讐として、矢波高に小型爆弾をしかけたトビオたちだったが、不用意にプロパンガスの近くに設置した爆弾が引火して大爆発となり、多数の死傷者がでたことで、事の重大さに慄き始める…。

「若さ」とは「愚かさ」なり。

だとは常々思っている持論なんですが、まさにこのドラマもそうだよなぁと思えていまいます。その愚かさを思い知ることで徐々に大人になっていくものなのですが、この物語の救えないところは、このメンバーの中に、大人になりきれない大人が混じってしまっていることです。

出生と家庭環境に問題のありそうなパイセンという存在を演じている今野さんが、この後輩たちよりもはるかに考えなしなクズさを好演しています。また、「そこそこ」を求めながらも、ついつい極端な結末を想像するしかない愚かさのトビオ役の窪田さんは、実際の年齢は28歳なのですが、充分高校生に見えるのは、演技力を超えた不思議とでもいいましょうか(笑)。

自分勝手な狭い了見の中で、ピンボールのように弾かれていく若者たちのドラマに、大人としては、できれば共感したくないし、共感して欲しくもないというのが実感ですが、単に「反面教師」とは呼べないドラマの結末に、せめて救いがあって欲しいと願うのも、若くない証拠なのかしら。

※元記事:コラム「さっちゃんはね、テレビが大好きホントだよ♪」(テレビる毎日公式メルマガ[週刊・テレビる毎日]第854号)

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