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テレまめ

映画の世界でも、ヒット作が生まれるとパート2が制作されますが、なかなかパート1を超えることはありません。(例外はありますがね)それが正規の続編ならばまだしも、形を踏襲しただけの亜流ならば、何をかいわんや、です。

でも、悲しいかな、テレビの中はこの流れが全くなくならないんですよねぇ。こんなにテレビチャンネルの数が増えていても、やっている内容が横並びでは何の意味もないと感じてしまうことがしばしばです。

朝のワイドショー枠では、同時間帯に同じ話題を取り扱っていて、チャンネルを変えども変えども同じ内容だったりします。

N局で「日本人の名前」に関するバラエティ番組が始まり、ネーミングフェチの私としては面白い番組が始まったなと思っていたところ、先日T局では、やはり日本人の名前を考察するスペシャル番組が放送されました。独自の切り口で制作されるのかなと見ていたら、後半に行くに従ってなんだか二番煎じな感じと蛇足な内容が満載になってきて、少々がっかりしました。

A局で、高学歴なお笑い芸人や文化人を集めてクイズ番組をやれば、T局では出身大学対抗の団体戦クイズやったりしてるかと思えば、「ナゾトレ」「潜在能力テスト」「金の正解銀の正解」という、ひらめきトンチ系のクイズ番組をやっているのは、コレ、3番組ともにF局。見てる人で3つの区別が付いていない人、いるんじゃないかしら。

もういっそのこと「高卒王」とか「中卒王」とか放送してくれよ、って高卒の自分なんかは思っちゃう(笑)。

F局といえば、低迷続きと言われる月9の新作は7年ぶりのシーズン3となる「コードブルー」で、放送にあたって「ヒット作の続編で起死回生を狙う」とかいうようなコメントをどこかで読んだ気がするんですけど、かえってハードルは高くなってる気がするのは私だけかなぁ。

今まで脇役として輝いていた人を主人公に据えたり、異彩のキャスティングをしたドラマや、斬新な企画は自ずと視聴意欲も湧きそうですけど、どこかで見たような内容は、どこかでもう見たことがあるから、もう見なくていいやってなっちゃうのは、自然な思いですよねぇ。

※元記事:コラム「さっちゃんはね、テレビが大好きホントだよ♪」(テレビる毎日公式メルマガ[週刊・テレビる毎日]第848号)

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