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テレまめ

無表情オンナが闊歩する!【家売るオンナ】

「ツンデレ」という言葉がすっかり市民権を得ているということは、それだけ「ツン」な人に惹かれる人が少なくないということなのでしょう。もちろん、最終的には「デレ」な部分を(できれば自分だけに)見せてくれることを期待してなのでしょうが。

ドラマの中でも「ツン」…というか、無表情で何を考えているのか計り兼ねる主人公が数多く登場します。「女王の教室」「ハケンの品格」「曲げられない女」「家政婦のミタ」「偽装の夫婦」。あら、日本テレビばかり?あ、TBSの「ヤメゴク」や、フジ「ラーメン大好き小泉さん」もね!女主人公ではありませんでしたが「コウノドリ」(TBS)の篠宮医師(星野源)も、クールな表情と態度がずっと続いたなかで、終盤に見せた、思わず吹き出したり、こらえきれぬ号泣の演技が効果的に印象を残しましたね。

さて、日テレの新ドラマ「家売るオンナ」の主人公も、アンタはアンドロイドか!と突っ込みたくなるほどに表情が崩れない、パーフェクト・ウーマンです。

http://www.ntv.co.jp/ieuru/

中堅の不動産会社であるテーコー不動産新宿営業所に、超美人でありながら超やり手の営業実績を持つと噂の三軒家万智(北川景子)が異動してきた。

強引かつ横暴とも言えるやり方で、営業所の若手社員の庭野(工藤阿須加)と白洲(イモトアヤコ)を振り回し、課長の屋代(仲村トオル)すらも無視するように自分の営業方法を押し通すが、的確に顧客の要望を見抜く万智は、鮮やかに家を販売し、「私に売れない家はない!」と断言する。

万智がアンドロイドと言いたくなるのは、表情筋がほとんど動かないだけではなく、瞬きすらほとんどないしないところ。そしてさらに謎が深まるのは、万智が現在住んでいるのは、過去に一家八人惨殺事件の現場となった事故物件であり、以前にはホームレスの経験もあるというところなど。果たして万智のパーフェクトぶりが形成されたのにはどんな要因があるのか、開かずの部屋を覗くように楽しみにしたいところです。

ところで、このドラマの登場人物の名前には「家」「屋」「庭」「洲」「戸」「宅」「室」と、住宅に関する字が入っているようです。千葉雄大さん演じる「足立」は「立地」の意味ですかね。

となると梶原善さんの「布施誠」は「施工」でしょうか。まさか「ふせまこと」で「せま(狭)」じゃないですよね…?(相変わらず深読み(^_^;)

※元記事:コラム「さっちゃんはね、テレビが大好きホントだよ♪」(テレビる毎日公式メルマガ[週刊・テレビる毎日]第804号)

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