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テレまめ

先週、NHK朝ドラの「とと姉ちゃん」を見ていましたら、…と言うよりは、その日は少々慌ただしくて、テレビをつけたままで朝の準備をする「ながら見」だったのですが、ある場面でふと手が止まってしまいました。

それは、小橋家の三女・美子(杉咲花)が、祖母・滝子(大地真央)に紹介されて洋装店を訪問するシーン。穏やかそうな物腰の仕立て屋さんを演じる男性の声に、「おや?」と反応してしまったのです。

特徴あるその声には確かに聞き覚えがあります。そう、「名探偵コナン」の阿笠博士であり、「忍者ハットリくん」の獅子丸であり、「宇宙戦艦ヤマト」のアナライザーでもあり!その声の主は、ベテラン声優の緒方賢一さんでした。

そう思っていたら、全国で同様の反応をした人が多数いたらしく、数時間後にはネット上でもちょっとした騒ぎになっていたようです。あらためて、録画していた放送を見直してみましたら、タイトルバックにちゃんと緒方さんのお名前がありました。当たり前ですが。

そして、タイトルバックといえば、数日前から気になっていたのが「菅野莉央」さんのお名前を見つけたことです。菅野莉央さんは子役出身で、かつては映画「仄暗い水の底から」で黒木瞳さんの娘役や、「世界の中心で、愛をさけぶ」で柴咲コウさんの少女時代の役を演じたり、クイズ番組「タイムショック21」のエンディングでなぞなぞ出題をしていた少女だったのですが、あれから十数年、現在は22歳だそうです。「とと姉ちゃん」では鳥巣商事のタイピスト仲間の一人で出演されていました。

前出のとおり、小橋家三女役が杉咲花さんにかわりました。彼女も子役出身で、既に様々なドラマや映画に出演されていますが、なんといっても印象的なのは「味の素クックドゥ」のCMでの食べっぷりですね。

となればどうしても同CMでの父親役を演じている、山口智充さんが連想されるところなのですが、なんと第11週以降の新展開では、山口さんもドラマにレギュラー入りするとのこと。こりゃなんだか朝から回鍋肉が食べたくなってしまいそうですね。

このふたりが揃えば、ということでは、ヒロイン・常子(高畑充希)と滝子が向かい合うシーンでは、その場がミュージカルに転換してもおかしくないと思えるほど、お二人共ミュージカルの舞台の実績をお持ちです。

また、弁当屋「森田屋」主人のピエール瀧さんと板前・長谷川の浜野謙太さんは、役者とミュージシャンを両立する人たち。厨房でセッションが始まっても違和感は…あるか(笑)。

※元記事:コラム「さっちゃんはね、テレビが大好きホントだよ♪」(テレビる毎日公式メルマガ[週刊・テレビる毎日]第796号)

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