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テレまめ

誰かが何かをタクランでる【カッコウの卵は誰のもの】

さあ、4月でございます。続々と新ドラマがスタートしますね。いわゆる地上波のクールとは別になりますが、3月27日から始まったWOWOWの「カッコウの卵は誰のもの」から始めて行きましょう。

http://www.wowow.co.jp/dramaw/kakkou/

緋田風美(土屋太鳳)は新製開発スキー部所属の期待のアルペンスキーヤー。父の緋田宏昌(伊原剛志)は何度もオリンピックに出場したアルペンスキーヤーで、風美にもその才能が備わっていると、誰もが信じていた。

新製開発スポーツ科学研究所では、遺伝子の研究によって、優れたアスリートが持つ遺伝子がその才能に大きく関与しているとして、先週の強化合宿と共に緋田親子の遺伝子の研究を更に進めようとするが、拒絶されてしまう。実は宏昌は、誰にも明かせない秘密を抱えていたのだ。

新製開発スキー部には、スポーツ遺伝子を「持つ」者と「持たない」者が混在しており、そんなメンバーの中で軋轢のようなものが生じかけていた。

その頃、新製開発あてに「風美をメンバーから外せ」という脅迫状が届く。風美の身辺擁護のために研究所副所長の柚木(戸次重幸)が広報担当の名目で風美付きとなるが、そんな矢先、風美が乗るはずだったバスが爆破事故に遭う。風美は偶然からアクシデントを免れたものの、風美のファンを名乗る男性(浅野和之)が巻き込まれてしまう…。

原作は、稀代のベストセラー作家・東野圭吾さんの同名小説です。読み応えのある面白い小説を、見応えのある骨太のドラマに仕上げるのには定評のあるWOWOWさんですので、今回もかなり前のめりな感じで見始めておりますよ。

タイトルに「カッコウの卵」とあるところから、勘のいい方はお気づきかもしれませんが、鳥のカッコウは、「托卵」という、卵を他の鳥の巣に托して卵や雛鳥の世話を他の鳥にさせる習性が有名でして、そこに血の繋がりを示す「遺伝子」というキーワードが絡んでくることは、自ずと、出生の秘密が見え隠れします。

また、初回では風美とは絡みのないシーンで登場した文也(本郷奏多)は、白血病で入院中という設定で、これもまた、最も有効な治療法とされる骨髄移植は、型の適合者は血縁者の確率が高いということを鑑みれば、真の血縁者は…という展開に繋がっていきそうですね。

そして脅迫や事件発生で、別の意味での血生臭さも加わり、秘密と謎とが渦巻く中、アスリートたちの熱情と、研究やビジネスの冷徹さといったタテ糸ヨコ糸が巧妙に織りなす、上質のサスペンスが楽しめそうです。

※元記事:コラム「さっちゃんはね、テレビが大好きホントだよ♪」(テレビる毎日公式メルマガ[週刊・テレビる毎日]第786号)

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