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テレまめ

強情にして純情【東京センチメンタル】

一昨年の11月に吉田剛太郎さんをご紹介したときに、年末に主演のスペシャルドラマが放送になるとご案内しましたが、単発のスペシャルから約1年経って、そのドラマ「東京センチメンタル」がこの1月期に連続ドラマとして帰ってきました。55歳、バツ3の恋多き男、久留里卓三のちょっと妄想気味な純情片想い物語とでも申しましょうか。

http://www.tv-tokyo.co.jp/tokyo_sentimental/

卓三(吉田剛太郎)は、東京の下町の老舗和菓子店「くるりや」の店主。離婚歴3回で、現在は独身。腕のいい和菓子職人ではあるのだが、女性からの誘いがかかると、心はふわふわと浮ついてしまう恋多き体質だ。亡き親友の未亡人からの食事の誘いのメールに、恋の告白を妄想してはソワソワしてしまう。

そんな様子を、店の看板娘であるバイト店員・あかね(高畑充希)は冷静かつ辛辣にツッコんでくる。店番をあかねに任せては、女性との下町デートに出かけていく卓三をたずねて、ワケありげな女性・玲子(大塚寧々)が店を訪れる。近所の幼なじみ・柴田(片桐仁)によると、卓三の二番目の妻だというが…。

中年男とマドンナの出会いと別れ、淡い恋、しかも舞台は下町。となれば、「男はつらいよ」の寅さんを連想してしまいますね。寅さんはフーテンで、卓三は老舗の店主という部分が違いといえば違いですが、血気だけで突っ走る若い恋ではなく、ちょいとくたびれた…イヤイヤ、良い感じにこなれたおじさまの、でも決して器用にふるまうでもない純情さ、朴訥さという部分には共通項があります。

毎回、卓三さんが町を案内してくれるのですが、初回は十分に寅さんを意識してか「柴又」が取り上げられました。「押上」「人形町」「小石川」と下町の街並みとちょっとオシャレなお店の紹介が織り交ぜられ、ドラマを楽しみながらの散歩気分も味わえます。

また、卓三の行きつけのそば屋の店主・荒木役で小栗旬さんがレギュラー出演し、卓三の恋の相談に乗ったり、他愛ない話の聞き役になったりする存在になっています。吉田さんも高畑さんも現在様々な作品に引き合いが多い売れっ子ですし、そこにさりげなく小栗さんって…なんだか「地味に豪華な」(ん?言葉が矛盾してる??)な顔ぶれですね(笑)。

東京の下町のひなびた魅力と、そこに溶け込んだ粋で洒落たお店たち。50半ばだけどシャイで純情なおじさまの恋。なんだか通じるものを感じませんか。

※元記事:コラム「さっちゃんはね、テレビが大好きホントだよ♪」(テレビる毎日公式メルマガ[週刊・テレビる毎日]第777号)

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