現在放送中の、パナソニック「プライベート・ビエラ」のCMには、日本全国各都道府県のゆるキャラや名物キャラの人たちが一堂に会し、出演しています。こういう時ってどうしても、地元のキャラクターを探してしまいますね。

我が県・愛媛からはどのキャラクターが？と思っていたら、きっちり「いまばりバリィさん」がアップでカットイン。なるほど、放送されるローカル局に合わせて、ちゃんとそのご当地のキャラクターが登場するように編集されているんですね。CM主演の綾瀬はるかさんの演技はそのままでも、47通りのバージョンが存在するというワケです。

はたまた、新作劇場用映画の公開前に、その制作に関わっているテレビ局では、主演の俳優さんがスポットCMに出演されているのをよく見ます。テレビ局のマスコットキャラクターのぬいぐるみなどを手に持ち「映画は○○、テレビは△△放送！」って言うアレ。△△の部分に地元の放送局の名前が入るという寸法です。

昔の定番としては、「お住まいの地域の▲▲では…」「ご覧の放送局にお問い合わせください」といったような、ひとまとめな感じの案内があったと思いますが、今はダイレクトにメッセージを送る方がむしろ主流ですね。

言う側はそれだけテイク数を重ねることにはなりますが、見る側にとっては、それだけのことで何だかちょっと嬉しいですよね。全県を網羅しても最高47、民放系列ネット局だと大体30前後。その手間で意外と得られる効果は大きいかもしれませんね。

※元記事：コラム「さっちゃんはね、テレビが大好きホントだよ♪」（テレビる毎日公式メルマガ［週刊・テレビる毎日］第７６９号）

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