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テレまめ

とりあえず何か食べよう【明日もきっと、おいしいご飯〜銀のスプーン〜】

ここ最近とある事情(単なる自己都合(^^ゞ)でお仕事を辞めましてね、久々にお昼のドラマが見られる状況にあります。折しも6月からフジ系東海テレビの昼ドラの新番組が始まりました。小沢真理さんのコミック「銀のスプーン」を原作とした、「明日もきっと、おいしいご飯〜銀のスプーン〜」です。

何となく、中島健人くんが主演した、北海道の農業高校を舞台にした酪農の物語「銀の匙」と混同しちゃった人います?(これもコミック原作ですし)漫画の連載開始は、こちらの「銀のスプーン」の方が先で、小沢さんと言えば家族愛をテーマにした作品に定評のある作家さんです。

大学1年生の早川律(高杉真宙)は、どんな時も自分を信じてくれる母・恭子(富田靖子)、我儘だが自分を慕ってくれる弟・調(前田旺志郎)と妹・奏(田附未衣愛)の4人家族で穏やかに暮らしていた。ある日、母が肺がんの疑いで入院することになり、不慣れな家事をこなしながらも弟妹の世話をして、改めて家族の絆を実感する律だったが、ひょんなことから自分だけが家族と血の繋がらない養子である事実を知らされる。教えられた実母の居場所を律が訪ねてみると、そこにいたのは自分によく似た幼い男の子・路加(山口祐輝)で、母親からネグレクト(育児放棄)気味に扱われているようだった。

主人公の律を演じる高杉くんは今年19歳という若さです。いかにもイマドキ風の中性的草食系に見えてしまうのは、やっぱ私が富田さんより年上だからなんだろうなぁ。彼が「仮面ライダー凱武」の仮面ライダー龍玄役でブレイクしたというのが、ヒーローものを卒業してしまった私には今一つイメージしにくいほどの、優男(やさおとこ)。←この表現自体がもう昭和。

ちなみに、P&GのファブリーズのCMで3兄弟の長男として松岡修造さんの息子役を演じているのも高杉くんでして、あ、こっちはとてもイメージしやすい。

尚、早川家の亡くなった父親役として回想シーンと遺影で登場してくるのが、元バレーボール選手の川合俊一さんでして、どんだけアスリートの息子なのよ!しかも、P&Gは番組の提供企業なので、放送の途中にファブリーズのCMが入るので、その都度「どんだけアスリートの…」と突っこみたくなります(笑)。

物語の中では、家族の繋がりの象徴として温かい料理が出てきます。目新しいグルメではなく、いつものごはん、心の落ち着くごはん、優しい気持になるごはん、でもそれがなによりのごちそうです。そしてドラマを見ると、ご飯が食べたくなるというよりも、誰かに食べさせたくなる気持ちになります。

※元記事:コラム「さっちゃんはね、テレビが大好きホントだよ♪」(テレビる毎日公式メルマガ[週刊・テレビる毎日]第744号)

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