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テレまめ

特撮コラム「名は体を表わす」

怪獣や怪人の名前にもいろいろあるが、ネーミングのパターンに関してはおおよその場合二通りに納まってしまう。怪人の素材をそのまま付けたのと、そうでないもの。

素材そのまま……というのは比較的等身大の怪人系に多い。仮面ライダーの怪人などは「改造人間」というだけあって、元になった生物をまんま付けたりする。蜘蛛男、蜂女、狼男は言うに及ばず、ピッケルシャーク、ガマボイラー、ウォーターガントド……という具合。

そうでないものは巨大怪獣系が多い。まあエレキング(電気怪獣)というのもいるが、ネロンガとかマグラとかいうフレーズはどこから沸いて出たのか。名前を付ける側も語感とかを考えなければならないのだから、さぞ大変なことだろう。

こう考えると素材そのまま系の方が、ネーミングとしては実に分かりやすいのだが、おかげで全然強そうじゃないのも出たりする。

ワナゲクワガタ。弱そう。ノラネコラー。これも弱そう。ショオカキング。消火?あ、消化か。でもやっぱり弱そう。でも一番気になるのはこれだったりする。

キ●ガイバト。

……今だったら地上波で流せないぞ、これ。しかもこいつが実行する作戦もマズイ。この怪人が発する電波は、人間をあっという間に暴力的にさせてしまうのだ。キ●ガイバトが電波を発する度に、大人子供も関係無くそこかしこで殴り合いが発生、東京は暴動寸前……という、実にしょうもない話。怪人の名前もそうだが、どうしたらこんな話を書けるかねえ。

ちなみにこのキ●ガイバトはいつも「クルクルクルー!!」と叫んでいる。鳩だから……だよね?

(文・荒馬大介)

※本記事はテレビる毎日公式メルマガ「週刊・テレビる毎日」のバックナンバーの中から、こざるが厳選した荒馬大介さんのコラムをブログ用に再編集したものです。掲載の年月日と号数は省略します。

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