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テレまめ

「リアルすぎ」でCM打ち切り

東京ガスのテレビCM「家族の絆・母からのエール」編が、今年2月1日の放送開始から1カ月足らずで打ち切りになったことが話題となっている。放送当時の、就活生や家族からの「リアルにできていて心が痛む」などの意見に配慮したためという。最近になってこの件が話題となり、「感動的」など、打ち切りに疑問を呈する声も上がっている。
 同社によると、CMの放送期間中「心が痛む」など電話が数件寄せられたという。このCMの前に流していた「家族の絆・ばあちゃんの料理」編が広告賞の最優秀賞に内定したこともあり、「母からのエール」編を2月22日で打ち切り、「ばあちゃんの料理」編に切り替えたという。クレームの件数は多くはなかったものの、就活生の心情に配慮したとみられる。一方、東京ガスには「素晴らしいCMで感動した。なぜ放送を中止したのか」などと尋ねる電話もあったという。(※Yahoo!ニュース<7月4日付>より)

東京住みではないためCMを見たことがなかったので、「放送打ち切り」と聞いてどんな問題作なのかと某動画サイトで検索したところ、かなりのクオリティの感動作でした。とはいえ、確かに胸が痛くなるほどの力作でもあり、CMとして見るには辛い部分があったのも事実です。泣ける映画を見るときは、予め「泣くぞ!」と心構えしてから見ますものね。明るく前向きな部分だけをつなげたショートバージョンをテレビ用にして、WEBではロングバージョンを見られるようにしてもらうとか、消してしまうのは惜しい作品だと言えます。

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